寒い季節は要注意！高齢者の命を脅かすヒートショックとは

更新日：2017.12.25

寒い季節は要注意！高齢者の命を脅かすヒートショックとは

ヒートショックという言葉をご存知ですか？
ヒートショックとは、寒い季節に暖かいお風呂場、また暖房が効いた室内から屋外へ出たとき、
気温差の変化による急激な体表面温度の低下により加わるダメージのことです。

なんと、日本では年間1万人以上の人がヒートショックが原因で亡くなっていて、
高齢者においては室内での死因の4分1が、このヒートショックによるものだと言われています。

このヒートショックを予防・対策する方法は、なるべく「気温差」をなくすこと。

たとえば、

・入浴前の着脱時にはあらかじめヒーターで浴室を温めておく
・お風呂から出るときは、ゆっくり立ち上がる（いきなり立ち上がらない）
・かかり湯をしてから入浴する
・夜中のトイレで冷えないように暖房器具を使う
・外出時はマフラーやネックウォーマーを使用する

なども、ヒートショック対策につながりますよ。
特に高血圧や動脈硬化を患っている人や、
肥満気味の高齢者がヒートショックを起こしやすいと言われています。

本人だけでなく、ご家族の方もこれからの寒い季節は、
ヒートショックを起こさないように配慮してくださいね。

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